サンムーン全国ダブルシーズン6使用構築

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シーズン6で使用した構築を紹介します。左から採用した順に並べています。

 

〈構築全体の説明〉

シーズン6におけるバンギラスの増加、それによる(と思われる)テテフの増加から

雨パが環境に刺さるのではないかと考え、ペリッパー+雨乞いキングドラから構築を

始めました。次にナットをはじめとする草枠への対策としてヒートロトムを採用、

また、キングドラの障害になる水タイプのケアとしてモロバレルを採用しました。最後に雨以外の並びも作ろうと思い、エルフーンメガゲンガーを採用しました。

 

〈個体説明〉

ペリッパー@バンジの実 特性:雨降らし 性格:控えめ

実数値:167‐×‐121‐129‐96‐109

技:暴風/熱湯/ワイドガード/守る

サンムーン環境になってから超強化されたポケモン。雨パが苦手とする草タイプに暴風で攻めてゆくことができます。CS振りが多い印象を受けますが、天候奪取のための交換を考慮して、耐久に多く努力値を割きました。エルフーンが追い風を覚えるので、岩雪崩などの全体技を防ぐワイドガードを採用しています。案外読まれない技でもあり、個人的におすすめです。

 

キングドラ@ミズz 特性:すいすい 性格:控えめ

実数値:150-×-115-161-116-137

技:濁流/冷凍ビーム/雨乞い/守る

言わずと知れた雨アタッカーの代表格。環境的にはカプ4体の登場で向かい風に見えますが、新要素のz技との相性がいいので差し引き0かなと思っています。濁流さえ外さなければ非常に強力なエースです。メガボーマンダと霊獣ランドロスの処理を考え、冷凍ビームを採用しています。また雨乞いを採用することで、リザYとの天候合戦にある程度有利に出られます。

 

ヒートロトム@拘りスカーフ 特性:浮遊 性格:控えめ

実数値:141-×-127-159-127-135

技:オーバーヒート/10万ボルト/ボルトチェンジ/トリック

トリックで、ポリゴン2などの耐久ポケモンを機能停止に追い込むことができ、ボルトチェンジでサイクル戦を円滑に行えます。雷を採用してもいいかもしれませんが、ペリッパーを選出しない場合を想定して10万ボルトに決めました。

 

モロバレル@ウタンの実 特性:再生力 性格:呑気

実数値:221-×-117-105-116-45

技:ヘドロ爆弾/怒りの粉/キノコの胞子/守る

ウタンの実を持たせることで、カプ・テテフ入り構築に対しても、ある程度は選出できるようにしています。怒りの粉とキノコの胞子は言うまでもないですが、ルンパッパやモロバレルへの打点としてヘドロ爆弾を採用しました。

 

エルフーン@気合の襷 特性:悪戯心 性格:臆病

実数値:167-×-105-97-100-180

技:ムーンフォース/嘘泣き/追い風/アンコール

追い風や嘘泣きで味方をサポートします。一応サザンドラへの打点にムーンフォースを採用していますがこの枠に関しては考察の余地があります(嘘泣き追い風アンコールに加えて雨乞いを習得できるイルミーゼなど)。 第7世代になって悪戯心は弱体化しましたが、まだまだ第一線で活躍できるポテンシャルを秘めたポケモンです。

 

ゲンガー@ゲンガナイト 特性:呪われボディ 性格:臆病

実数値:(メガシンカ前)135-×-81-182-95-178

    (メガシンカ後)135-×-101-222-115-200

技:シャドーボール/ヘドロ爆弾/鬼火/守る

最後に採用されたメガシンカ枠です。環境的にはカプ4体が役割対象となっています。しかしカプ・コケコの影響で最速130族という素早さラインがダブルバトル環境でかなり意識されるようになり、そのため想定外のポケモンが拘りスカーフを持っていて一撃で倒された、という事態が何度かありました。それでも影踏みによるサイクルカットなど、他にはない独特の強みがあって、十分活躍したと思います。 

 

〈立ち廻りについて〉

vsガルーラスタン

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基本選出:エルフーンゲンガーモロバレルキングドラ

型が多く、他のパーティと比べて出てくるポケモンを絞ることが極めて難しいと思います。なので、メガゲンガーで相手のサイクルを遮断した後、相手の行動に適宜対応していくことが求められます。守るや怒りの粉による様子見が重要です。

立ち回りとは関係ないですが、ヒードランのクサzでキングドラを吹っ飛ばされたことがあります。負けるときは負けると考えて事に臨みましょう。

 

vsリザY構築

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霊獣ランドロスリザY+素早さ操作要員+ワイドガード持ちといった構成。

 

基本選出:ペリッパーキングドラロトムメガゲンガーorモロバレル

相手の行動パターンが少ないので、かなり具体的な記述になります。

基本的にリザYは初手に出されるので、相手がメガシンカしてくれるようにペリッパーキングドラを選出。リザードンが出てきたら、ペリッパーロトムに交代させ、キングドラが雨乞いを選択。次のターン相手のリザYが引っ込むので、交代先に向けてロトムボルトチェンジキングドラはz技を選択。その後はペリッパーと雨乞いで天候を握りつつ相手を濁流で削る。

例外はありますが、だいたいこんな感じでいいと思います。

リザY入りにクレセリアがいた場合、大体トリックルームをしてくるため、クレセをみたらモロバレル選出を決めてもいいかもしれません。

 

vs 砂パーティ(バンドリマンダ)

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基本選出:ぺリッパーキングドラエルフーンゲンガーorモロバレル

天候を取っていく考えはリザY構築と変わりませんが、岩雪崩やハイパーボイスといった全体技をメインに据えている並びなので、ペリッパーワイドガードをうまく使っていく必要があります。バンギラスは、トリックルームを使いそうなポケモン(クレセリアやポリゴン2など)がいたら素早さが遅い個体、いなければ スカーフ持ちくらいの大雑把な判定は可能です。選出画面の段階で、ある程度の目星をつけておくといいと思います。

 

〈戦績について〉

最高レート1910 最終レート1817 161位

 

準伝説を一匹も使っていないので、準伝説の厳選をする時間がなかったり、過去作を持っていない人でも組みやすいはず。エルフーンにアンコールと嘘泣きを遺伝させるのが若干面倒かもしれませんが。

ナットレイがきついだとか雨パで終わりだとか、欠点を残した構築であることは否めません。皆さんもっといい構築を組んでください。

この構築について何か質問があれば、コメントに書いていただくと嬉しいです。